1991-10-03 第121回国会 衆議院 決算委員会 第1号
○野沢参考人 御説明申し上げます。 長良川河口ぜきにかかわる漁業補償の内容でございますが、これにつきましては、先ほど来大臣を初め建設省の方からお答えがございましたとおり、そういった漁業補償の内容につきましては、被補償者の財産なり営業行為、そういうプライバシーに関するものである、あるいはまた関係二十二組合ございますが、そのうち十九組合について補償が解決している、残り三つございます。こういったことで今後
○野沢参考人 御説明申し上げます。 長良川河口ぜきにかかわる漁業補償の内容でございますが、これにつきましては、先ほど来大臣を初め建設省の方からお答えがございましたとおり、そういった漁業補償の内容につきましては、被補償者の財産なり営業行為、そういうプライバシーに関するものである、あるいはまた関係二十二組合ございますが、そのうち十九組合について補償が解決している、残り三つございます。こういったことで今後
○野沢政府委員 むつ小川原地区には港湾、道路等の事業を実施しておりますが、そういうような事業によりましてこれまで投下した事業費を申し上げます。 まず、むつ小川原港湾整備事業でございますが、平成元年度に事業費として約七十二億円、それを加えました平成元年度末までの事業費は、累計七百七十三億円に相なります。それから、小川原湖総合開発事業を実施しておりますが、これは平成元年度事業費が約十億円、元年度末の事業費累計
○野沢政府委員 先ほどもお答えいたしましたように、昭和五十二年に青森県の第二次基本計画が策定されまして、関係省庁の会議でこれを受けまして、以来これをもとにして進める、閣議口頭了解もありまして進めているところでございます。 その後の状況でございますけれども、経済情勢の変化、石油危機等で、石油関係については想定業種どおりの立地が進んでいないという状況にあることは事実でございます。しかしながら、そういった
○野沢政府委員 お答え申し上げます。 むつ小川原開発でございますが、御案内のとおり、工業開発を契機といたしまして、産業の振興あるいは住民生活と福祉の向上に寄与する、そういう目的で計画されたものでございます。青森県が五十二年に策定しました第二次基本計画を参酌しつつ、国土庁を事務局といたしますむつ小川原総合開発会議、これは局長クラスで構成されておりますが、ここで開係省庁と調整を図りながら総合的な推進を
○政府委員(野沢達夫君) 御指摘のありました陳情書というか要望書でございますが、五月十日に馬見ケ崎川の水と北蔵王の自然を守る会の代表の方から出されております。内容は、北蔵王スキー場について計画の中止を要望されているというものでございます。 私どもとしましては、担当の職員が代表の万とお会いしましてこの陳情書を受け取っているところでございます。同時に、こういった要望書が出ておりますので、山形県の方にも
○政府委員(野沢達夫君) ただいま先生御指摘のありますスキー場計画でございますが、このスキー場については、ただいま御指摘のありましたような経過もあったやに伺っております。 現在、基礎調査結果をいただきまして、県が関係する山形市あるいはその他地元の関係者等とよく調査した結果、基礎調査結果が出されてそういったプロジェクトが出ているわけでございますが、私どもとしましては、県から提出のありました基礎調査結果
○政府委員(野沢達夫君) 山形県から提出されておりますリゾート構想の概要でございますが、仮称でございますけれども、蔵王・月山地域リゾートというようなことで考えられているようでございます。特定地域の面積は約十七万九千ヘクタール、対象になる市町村は山形市、寒河江市等五市五町一村。その中の重点整備地区でございますが、先生のお示しになりましたような蔵王の北地区等を含めて九地区でございます。 主な整備施設でございますが
○政府委員(野沢達夫君) 特定地域の面積、先ほど基本構想が承認された二十一道府県の面積を申し上げましたが、申請中のものが約三十九万ヘクタール、三県でございます。それから基礎調査のものが二百五十八万ヘクタールございます。申請中あるいは基礎調査提出府県のものにつきましては、仮にこのまま確定したとして全部を足しますと六百二十七万ヘクタール、国土面積に対して約一六%という数値になります。 それから現在二十一道府県
○政府委員(野沢達夫君) 特定地域の面積でございますが、基本構想が承認された二十一道府県でございますが、それの合わせた特定地域の面積でございますが、約三百三十万ヘクタール、福井県が加わっておりますので三百三十万ヘクタールでございます。 それから事業費でございますが、福井県を含めまして五兆六千九百億円、これは今後約十年程度にかけてこれから事業が実施されるという事業費でございます。以上でございます。
○政府委員(野沢達夫君) リゾート法に基づく基本構想等の進行状況でございますが、総合保養地域整備法に基づきまして都道府県から出されました基本構想につきまして順次承認を行っておるところでございますが、昨日福井県の基本構想が承認されまして、現在二十一道府県の基本構想が承認されております。これらの府県においてその具体化に向けて取り組みが行われているという状況でございます。 また、熊本県など三県から現在基本構想
○政府委員(野沢達夫君) 人口の過疎状況ということでございますが、本年の三月に議員立法で過疎地域活性化特別措置法を制定いただきました。これに基づきまして、旧法から新法に移りまして、四月一日新たに千百四十三の市町村につきまして過疎市町村ということで公示をいたしました。 〔理事平井卓志君退席、委員長着席〕 過疎状況というものを仮に都道府県ごとにそこの都道府県の市町村の中で過疎市町村の数の割合というようなことで
○野沢政府委員 石油コンビナート、石油シリーズを中心にしまして構想ができております。この石油シリーズにつきましては、先ほど大臣からお答え申し上げましたように、その後の二度の石油危機あるいは急激な経済変化、こういったことで現在、率直に申し上げまして厳しい状況にあると思います。そういった状況の中で、大規模工業開発基地でございますので、基本理念を堅持しながら、現在、原子燃料サイクル施設等もございますが、今後
○野沢政府委員 現在のむつ小川原総合開発でございますが、先生御承知のとおり、青森県がつくりました第二次基本計画、これをもとにしまして、国においてこれを参酌しながら閣議口頭了解でこれを進めていこう、こういうことでやっております。 その中身は、石油等を中心にしてやっておりますが、その後、原子燃料サイクル施設、これが、事業者の方からぜひ立地したい、県の方にそういう申し出がございまして、県で十分御検討された
○野沢政府委員 リゾート構想、リゾートの整備でございますけれども、最近の国民生活の変化というのでしょうか、余暇時間の活用あるいは健康志向、そういったことでこういったニーズがかなり伸びていることは事実でございます。そういった中で、健全な、良好なリゾート地域を整備するということで総合保養地域整備法を成立していただきまして、それに基づいて現在主務省庁、六省庁連携をとりながら良好な、そして健全なリゾート整備
○野沢政府委員 全体のリゾート法の面積につきましてただいま御指摘がありましたけれども、ちょっと手元に数字を持ち合わせておりませんが、各地域につきまして現在二十の地域で基本構想の承認がされております。おおむね十五万ヘクタールということを基本にして現在それぞれの承認された地域において整備が進められているところでございます。 自然破壊の問題というのですか、自然環境の問題が御指摘がございましたけれども、そもそも
○野沢政府委員 リゾート法に基づきます基本構想の承認状況でございます。 昭和六十三年の七月に最初の承認が出ましてからこれまでに二十の道府県の総合保養地域整備の基本構想が承認になっております。また、引き続きまして四県につきまして現在基本構想の承認申請が行われているというところでございます。
○政府委員(野沢達夫君) 現行の過疎地域振興特別措置法に基づく過疎地域でございまして今回の新法の対象とならない市町村についての経過措置についてのお尋ねでございます。 新法におきます経過措置につきましては、ただいま先生が御指摘になりました過疎債に関する規定のほかに、財政上の激変を緩和するとともに、既に着工しております事業の完了を図るという趣旨に基づきまして、市町村道などの基幹道路、これにつきまして都道府県
○政府委員(野沢達夫君) 国土の均衡ある発展を図ってまいりますためには、先生の御指摘のとおり、中心都市だけが栄えて周辺がそれにおくれをとるということでは、やはり均衡ある発展というふうにはいかないわけでございまして、したがいまして中心都市と周辺部が一体的に発展していくというようなことでもろもろの地方の施策を推進していく必要があると考えております。 そのためには、産業基盤や生活環境というハード面の整備
○政府委員(野沢達夫君) お答え申し上げます。 東京の一極集中を是正しまして、多極分散型国土の形成を図るためには、東京圏にもろもろの機能が集中しているわけでございますが、そういった機能を地方に分散していくことが必要でございます。このためには、先生御指摘ございましたように、まず受け皿となります地方都市それ自体につきまして魅力あるものにするというようなことで、整備なり努力をしていく必要があるだろうというふうに
○政府委員(野沢達夫君) 東北開発株式会社につきましては、昭和六十一年十月に民営化されました。それにつきましては国会で法律によりまして処理してまいったわけでございますが、当時、最終的には、民間部門のいろいろの事業を整理しまして、新しい民営の東北開発株式会社についてはセメントを中心にして実施していく。工業団地等については地域振興整備公団で実施されてきておるところでございます。仙台北部中核工業団地等につきましてはその
○野沢説明員 消防施設整備事業につきましても、ただいま先生が御指摘ありましたようなもろもろの地域特例がございます。それぞれ事業の円滑な実施に効果を上げているわけでございますが、消防施設の場合は特に事業主体が市町村である、したがって財政的な影響が大きいであろうということ。それから、防災という非常に基本的な施設整備ということでございますので、消防庁といたしましては、こういった地域特例の基本的な仕組みは維持
○説明員(野沢達夫君) ただいま先生から御指摘ありましたように、二月二十三日に、このケースにかかわります消防庁の遺族に対する説明等が非常に親切を欠いているということでございまして、早速その経過を踏まえまして、この公務災害の認定権者であります静岡市の消防本部に対しまして、御遺族に対する事情説明を、制度の説明なり、あるいは審査結果の説明等を十分行うよう指導いたしました。 その後、経過といたしましては、
○説明員(野沢達夫君) 現在の常備消防というものは、通常の一般火災というものを前提として極力整備いたしております。そういった面ではかなりの水準に達していると思いますが、地震が発生した場合に、特に直下型のような突発的な地震の場合には備えがないということで、広域的にかなり多くの同時多発火災が起こるだろうということでございます。そういったデータは先生が御指摘のように、やはり東京都においても三百ヵ所ほど出てくるだろうということでございますが
○野沢説明員 御説明申し上げます。 道路が狭隘な場合は、御指摘のように消防ポンプ自動車の通行が非常に困難になりますので、消防活動に制約を受けますが、一般的には、あらかじめ比較的小型な消防ポンプ自動車を配備したり、あるいは小型動力ポンプを併用していくとか、ふだんから消防水位を考えましてホースをあらかじめよけいに積んでおく、いろいろ対策を講じておりますが、ただいまお話がありました中野区の方では、電信電話公社
○説明員(野沢達夫君) 消防隊員からの協力というものがあったかどうかということについては、消防隊員を調べて、そういったことがなかったということを静岡市の消防本部から報告を聞いております。
○説明員(野沢達夫君) この斎藤富士雄さんの件につきましては、静岡のガス爆発がありました直後に地元の町内会の方から、ただいま先生が申されましたような事情であるから協力者としての災害補償にならないかというような要望書が出ております。早速静岡市の消防本部で、この斎藤さんが亡くなられたときの状況とか、あるいは消防職員から具体的に協力依頼があったかどうか、そういった点を関係者から証言を聞きまして調査しましたけれども
○説明員(野沢達夫君) 消防の現場におきまして民間の方が消火作業に協力したり、あるいは消防職員から協力の要請がありまして消火業務に従事した場合につきましては、一定の要件がございますが、消防団員の災害補償に準じた災害補償を行うという制度がございます。
○野沢説明員 キャタピラなどをつけた雪上車というのですか、そういったものも一部の地域ではすでに配備してやっておりますが、現在はまだ普及が十分でないと思います。今後の対策としては、そういった面も含めて、性能の確保も必要でございますので、研究を進めて対策を充実していきたいと考えております。
○野沢説明員 一般的に火災は冬季に多いわけですが、そういった意味で、まず火災予防の観点から、冬場に入る秋の終わりごろと春先に予防運動をやりまして、火を出さないということで啓発を行っております。そういったことで行っておりますが、実際問題として、豪雪地帯におきましては道路が通行不可能になりまして、なかなか消防車両等が出ないといったことがございますので、道路管理者等が行います除雪作業に消防団あたりも積極的
○野沢説明員 二九番に住民から通報がありましたのは九時三十分でございます。内容は「紺屋町の西武の向かいのあたりで何かガスの爆発があったようだ、少しガス臭い。火は出ていない模様です。詳しいことはわかりませんが、西武の向かいの共同の何とかいうビルだそうです。「ダイアナ」くつ店付近です。この店のシャッターが少し崩れたみたいです」、大体こういう要旨の通報が九時三十分にあったと報告を聞いております。
○説明員(野沢達夫君) お答えします。 一般的に倉庫火災の場合は、規模が大きいということで鎮圧までに長時間かかる例が多いわけでございますが、今回の大府の倉庫火災におきましては、特に先ほど先生から御指摘ありましたように毒物劇物があるというようなことが消火活動を困難にいたしております。 当初、十二時十分ごろ発生しまして直ちに通報を受けて消防隊が現地に到着したわけでございますが、わりあい早い時期に関係者
○説明員(野沢達夫君) 先ほど申しました九時三十一分の具体的な内容は、紺屋町西武デパート前ダイアナ靴店付近ガス漏れ、第一出動、こういうような内容で通報したという報告を受けております。
○説明員(野沢達夫君) 先ほどお答えしました通報が九時三十分にありまして、直ちに、九時三十一分という記録がございますが、消防機関に一斉指令している、通報によりまして、関係機関にも通報している、すなわちガス会社を含めた関係機関にも通報をいたしております。
○説明員(野沢達夫君) お答えします。 当日、九時三十分に静岡市の消防本部の一一九番に市民からそういう通報が入っております。内容は、紺屋町の「西武」の向かい側でガス爆発があったと、ガス臭い、火は出ていない模様です、大体そういう趣旨の通報がございました。
○野沢説明員 先ほどお答えいたしましたように、通報がございましたので、静岡市の場合には、ガス漏れ事故に際してガス爆発防止に関する申し合わせというものをガス事業者、警察、電気会社等と結んでおります。そういったことで、その申し合わせに基づきまして、こういうガス漏れ事故があったということを通報したように聞いております。
○野沢説明員 お答えします。 一一九番に市民から通報がありましたのは、趣旨としましては、爆発がありました、ガスのにおいがする、しかし火が出ていない、大体こういう通報があったように聞いております。